衿芯を考える3〜長い三河芯で長襦袢の衿を抜きやすくする〜

衿芯を考える3〜長い三河芯で長襦袢の衿を抜きやすくする〜

さぁ長い三河芯(150cm)を使って、衿を抜きやすくしますよ!
使うのはこれ。

すこし小さい長襦袢も抜きやすくなります。
リサイクルで買ったモスリンの長襦袢にこのような処理がしてあって、非常に衿が抜きやすかったので、手持ちの長襦袢にはこの処理してます。
IMG_7496

これは、短い三河芯と、おそらくサラシで長さを出してるんですが、最初から長い三河芯を使うと手間が減って簡単です。



さて縫い方。
mikawaextra001

さすがに三河芯3枚以上重なっているところを長襦袢に縫い付けるのは硬いので、注意してくださいね。
無理せず、縫いやすい縫い方でしてください。
1度つければ外すことはまぁないので、がんばりどころです。

印刷する場合はこちらを右クリック保存して印刷どうぞ。mikawaextra001



できあがると、こうなります。
IMG_7495

これが噂の男襦袢。

着ると(背景が散らかってるのは見ないふりで///;)
IMG_7524

伊達締めが広範囲でしっかり三河芯の端をつかんでくれます。動いてもずれないです。

衿が抜けないけれど、衣紋抜きの鋭角のぎゅいーんという抜け方が嫌い!という方にもおすすめです。