ひとの着物にケチつけるBBAの心の貧しさ

ひとの着物にケチつけるBBAの心の貧しさ



久しぶりに悲しくなりました。
友達を見送って、交差点にいたら、白髪の杖ついたよぼよぼのババアに、
「着物おかしい」って笑われました。

そのときの装いはこれ。

洋服ではどんな格好してても何も言われないのに、なぜ着物となるとマウンティングをとられなければならないのでしょうか。

わざわざ立ち止まって、照れてしまうくらい超絶褒めてくれるおばちゃまもやお姉さまもたくさんいらっしゃいます。
でも残念ながら、ハッピーより、ネガティブな気持ちのほうがいつまでもしんどいものなのです。

楽しく遊んで帰っていたところなのに、悲しくて悲しくて、歩いていて涙が出そうになりました。

杖ついた高齢者に、笑われながら「おかしい」といわれたのです。
平然と人をけなす、そんな心の貧しい人間を相手にするのも嫌で、その場を立ち去りましたが。

いつまでも悔しくて悲しくてひっかかります。

着物を着ている。ただそれだけで、どうして心無い言葉をぶつけられなければならないのでしょうか。
どうして年寄りは着物に関しては自分が上だと錯覚するのでしょうか。
着物を着るのが本当に嫌になる瞬間です。

池田重子コレクションの帰り道でのことでした。

池田重子コレクションでも、着物の講釈をたれてるおばちゃん連中がいました。
襟を少しだけ出す価値観はあなたのうちにしまっていればいいでしょう?
すてきな半襟の刺繍をもっとだす、肩がはっているから襟をたっぷりだして華奢にみせる。
そういった多様性を認められない着付け教室、常識なんてとっとと滅んでしまえ!!!!
その中で着物が滅んでしまうとしても仕方ないのでしょうね。